【山東省臨淄旅行ガイド】臨淄の街歩き技術

臨淄の街歩き技術
・臨淄は、春秋戦国時代の斉の都です。
・あまり情報がなかったもので、GoogleMapを1枚プリントアウトし、現地で調べながら、路線バスやタクシーを使って、臨淄を旅してきました。

【臨淄へ】
・まず臨淄と各地を結ぶバスがきわめて少ない。1日数本とか。ので、必ず前日までにバスの運行情報要チェック。
・ちなみに調査時では、濰坊から臨淄行きのバスに乗り、1時間半ほど。次に臨淄から済南に行く予定が午後15時ごろには最終バスがなくなっており、淄博を経由して済南へ行くことに。
・臨淄の上位行政都市は淄博。そのため、何か困ったらひとまず淄博へ。臨淄〜淄博を結ぶバスは6路と20路。

【臨淄の街の構成】
・臨淄はややこしいのですが、春秋戦国時代の臨淄(斉都鎮)と、元明清時代の臨淄(臨淄旧城)と、今の臨淄(辛店)の3つがあります。
・今の臨淄に鉄道駅やバスターミナルがありますが、見どころは春秋戦国時代の臨淄(斉都鎮)にあります。
・バスターミナルは「臨淄長途バスターミナル(长途汽车站)」と鉄道駅前の「臨淄バスターミナル(临淄公交站)」のふたつがあり、青島など長距離は「臨淄長途バスターミナル(长途汽车站)」。両者の距離は2キロほどで歩けなくはありませんでした。
・で、臨淄観光の最大のポイントは、臨淄→斉都鎮のアクセスがうまくいくかの一点につきると思います。臨淄には斉都鎮のほかにも、いくつかの見どころがありますが、まず斉都鎮から攻めることをおすすめします。

【臨淄でやっておきたいこと】
・次の街へのバスの時間を必ず調べておく(何時までに帰ってくればよいのか)。
・食事をとっておいたほうがよい。一応、斉都鎮にも地元の人が通う店がありますが、斉都鎮は街の中心から少し離れただけで、交通量ほぼない田舎になる。

【臨淄観光は】
・細かく見たいならタクシーチャーター(晏嬰墓や孔子聞韶処クラスまで見たいなら)。
・メインどこだけ見たいなら、路線バスだけでも充分いけます。
・行きたい場所を事前にしぼる。MUSTは、斉国歴史博物館(斉都鎮)、東周殉馬館(斉都鎮)、管仲紀念館(臨淄南東郊外)、姜太公祠(臨淄市街)

【臨淄〜斉都鎮のアクセス】
・とても重要です。
・26路が「臨淄長途バスターミナル(长途汽车站)」と「斉都鎮」「斉都鎮政府」を結んでいます。これに乗れるかがすべてです。斉国歴史博物館の最寄り駅は「斉都鎮政府」です。
・ちなみに、バスは他の中国の街にくらべて、やや本数が少ないことを知っておきましょう。20〜30分待つのは普通でした(でも来ます)。

【斉都鎮のアクセス】
・斉都鎮では、臨淄側ではなく、斉都鎮側の走らせているマイクロバスが走っています。旅人が使うのはずばりこの斉都鎮5路(K5路)です。斉都鎮〜斉都鎮政府〜孔子聞韶処〜殉馬坑(東周殉馬館)を結んでいます。そして、臨淄方面ののぼりではなんと、鉄道駅前の「臨淄バスターミナル(临淄公交站)」まで行ってくれます。
・斉都鎮でひとまず斉国歴史博物館を見学したら、あとは斉都鎮5路に乗ってみればよいでしょう。ちなみに殉馬坑(東周殉馬館)は意外におすすめです。中国の田舎町を感じられるからです。

管仲紀念館もMUST】
管仲紀念館は、鉄道駅前の「臨淄バスターミナル(临淄公交站)」から66路が出ています。「北山」下車で歩いてすぐです。

【姜太公祠は歩いても行ける】
・姜太公祠は臨淄のまちなかのメイン観光地です。鉄道駅前の「臨淄バスターミナル(临淄公交站)」から歩いて1500mぐらい。一応、ここも見ておきましょう。太公望をまつっております。

【一応、斉都文化城】
・斉都文化城も行ってみました。案内の看板では結構、すごいビジュアル(建築が)でしたが、人はあまりいませんでした。
・しかし、臨淄が知る人ぞ知る「サッカーの発祥地」であるとする博物館がここにありますので、?? と思われたかたは行ってみてもよいでしょう。
・「臨淄長途バスターミナル(长途汽车站)」あたりから200路でいけます。「斉都文化城」下車。

まもなく、日本ではめずらしい臨淄の旅行ガイドリリースします。よろしくお願いします。

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